Ms.Nana’s Funniest stories in USA!〜アメリカの面白い話〜

アメリカで通算16年過ごしてきた私(Ms. Nana)がアメリカに住んで経験したこと、思ったこと、感じたことを面白くお伝えしようと、毎月のアバンティ通信に載せています。これをよんで少しでも、英語圏の人たちの考え方、アメリカでの暮らしをお子さんたちにも伝えていただいて、英語に対しての関心をふやしてもらえたらいいかと思います。

2008年

アバンティ通信2008年12月号 〜家族同伴のはなし〜
Hello everyone! 皆さんはテレビでハリウッドのオスカー賞やグラミー賞などで、レッドカーペットの上を、有名な俳優、歌手が、家族またはボーイフレンドガールフレンドを連れていたり、または大統領の選挙勝利のとき大統領が家族と一緒にでてきて、勝利を分かち合うというような、光景を見たことがありますか。日本の表彰式等ではあまりなじみのない光景ですが、アメリカではごく当然の光景です。
アメリカにいると友達や家族が集まる機会がよくあります。家に招待したりされたりで、食事をするというのが一般的ですが、それはいつでも家族単位、またはカップル単位です。お友達を誘うということはいつでもその家族または彼氏彼女も一緒にということで、誘った方は相手が誰を連れて来ても快く受け入れるし、お互いそれは自由だし当然という感覚があります。また自分の大切な人を紹介したい、一緒に楽しみたいという気持ちも強くあるのだと思います。
アメリカで家族で集まる日というのは例えば イースター、感謝祭、クリスマス等ありますが、興味深いのが、アメリカでは、クリスマスは一年間で最も大切な家族の日、New Yearは友達、恋人たちの日で、日本とは間逆であるということです。クリスマスには、どんな遠いところにいても家族で集まり、たくさんのプレゼントを渡しあい、ターキーディナーを食べるというのが一般的で、その6日後のNew Year’s Eveには、友達や、恋人たちと集まり、パーティーをし、カウントダウンをするというのが、アメリカでの楽しい行事です。そういう大事な行事の中でも家族が、恋人をクリスマスに呼んだり、誰でも受け入れてあげられたりするところは、アメリカ社会全般が、誰にでもオープンだという気質が垣間見られるところでもありますね。(カリフォルニアは特にかもしれませんが…)
アバンティ英会話教室も、アメリカのように誰にでもオープンなお教室でありたいと思います。12月のクリスマス会は発表会のようなものなので、ぜひ家族同伴で、特にお父様にはぜひ出席して子供たちの日ごろの成果を見ていただいて、子供たちと一緒に遊んでいただきたいと思います!
〜英検の模試結果〜10月中レッスンの最後5分をとって、Peach(幼稚園生)、Apple(1−2年生)、Orange(3-4年生) 一年半以上、Banana(5−6年生)の約1年習っている生徒対象で、4クラスだけ英検のBRONZE模擬試験を実施しました。皆良く頑張りました! 幼稚園生に関しては、テスト慣れしていないので、聞けているが問題の意味がわからなかったり、一回しか聞けないところもあって、戸惑っていたというハンデがあったので、ちょっと難しかったかもしれませんが、何回もやるうちになれてくると思います。Appleクラスも同じような傾向はありましたが、よく聞けていたと思います。3−6年生に関しては、テストなれもしているし、聞けているので、とてもいい結果だったと思います。年齢差があるのと、点数に開きがありますが、みんなたった一年半でよくここまで英語が聞けるようになったと感心せずにはいられませんでした。平均点はBanana―79.4% Orange―76.3% Apple―62.8% Peach―52.1%でした。これもきっと保護者の方がお家でも英語の環境を作っていただいているからだと思います!児童英検は、合否は関係なく、生徒それぞれの進度を見るものなので、目安として一応点数は出してはみましたが、保護者の方はこの点数をこれだけできた、できなかったとかの評価で見ず、出来れば子供たちそれぞれの進度を見守っていくという姿勢でお願いしたいと思います。何も知らなかった子がここまで分かるようになったと、喜んであげてください。“語学は一日にして成らず”なので、ずっと続けていくことが大事です。See you next month! Ms.Nana

アバンティ通信2008年11月号 〜歯のはなし〜
Hello Everyone! How are you? 今日は歯のはなしをします。私がアメリカ人の特徴としてあげるもののひとつは、歯です。私が15年間アメリカにいた際、現地で出会ったアメリカ人はほとんど例外なくといっていいほど、歯並びがよく、白く健康的な歯をしていました。アメリカの子供たちを見ていると、早い子で小学校1〜2年生から、遅くても高校生ぐらいまでには、歯の矯正をしています。毎年撮る記念写真の様な大事な写真にも、よく矯正のブリッジがかかっている歯でスマイルしているのを見かけます。最初のうちはそういう写真に違和感を感じていた私ですが、そのうちに白くてきれいに並んでいる歯がとてもうらやましいと思うようになりました。でもなぜそれほどアメリカ人は歯並びを気にするのでしょうか。ひとつは発音に関係していると思います。特に[F]や[V]など空気を出しながら発音する場合、隙間が開きすぎていると発音しにくいでしょう。あとは見た目の問題ですが、英語は口を大きく開けたり、横に開いたりとにかく歯が良く見える言語なので、話している際、よく見えるからではないでしょうか。その反対に日本語はあまり口をあけなくても話せる言語なので、歯ならびに関してはアメリカほどあまり見た目には関心が高くならなかったのかもしれません。また、写真を撮る際、日本では今でこそ、笑顔の記念写真を撮りますが、昔の日本の記念写真といえば、口を閉じ、まじめな顔をして撮るのが主流でしたから、歯の心配をする必要はなかったのでしょう。ところがアメリカでは記念写真をとる時はもちろん、パスポートや免許証などでも、“Smile!”といわれるほど写真に写る時はスマイルが当たり前でもちろん歯が全部見えるくらいのスマイルをします。私事ですが、うちの11歳の息子はアメリカにいるときの写真の癖が抜けず、この間パスポートの写真を撮りに行った際、お得意のスマイル満面で撮ってしまい、審査官に今回は”仕方ないですね”とぎりぎり認めてもらうといった、はらはらした経験がありました。お国柄、言語の違いで関心を向けるものがかなり変わるのですね。See you next month! Ms.Nana

アバンティ通信2008年10月号 〜Long Term Memory〜
Hello Everyone! How are you?  長い夏休みが終わってまた英語の勉強の始まりです。この夏休みの間子供たちは英語にはどれだけ触れていたでしょうか。ちょっと休みが長くて、みんな英語を忘れてしまったのではないかという不安が実はありました。でもとてもうれしいことに、休み明け最初の授業に一学期に習った単語をすべて復習したのですが、ほとんどちゃんと言えたのです。子供たちは忘れていませんでした。これも右脳と左脳に働きかけ、使って覚えるMATメソッドの威力(そのひとつLong Term Memory)が発揮されたのだと思いました。驚きました! ***************
6月に実施した英検の結果が帰ってきました!ほとんど皆良い成績で、中には90%以上できた子もいました。私もとてもうれしいです。今回受けたのは皆BRONZE(英語学習期間 1-2年)でしたが、80%以上できると、目安として、こんどは次のSILVERを受けられるとなります。この英検のテストができるということは、ネイティブの発音がわかって、絵の中にあるものの名前と、動作が英語で分かっているということで、今までの勉強の成果を見ることができますので、皆さんもできれば1年以内に児童英検80%を目標にして受けてみてください。次回実施は11月です。(下記参照)**********
英語に関する悩みや、お子さんの進度に関する質問、お家での勉強の仕方、その他なんでも、メールアドレスにてお受けいたします。アドレスは   msnana@avanti-abc.com です。ぜひご活用ください。See you next month! Ms.Nana

アバンティ通信2008年8月号 〜児童英検〜
Hello Everyone! How are you? 先月6月28日は学習塾アバンティ児童英検実施校、記念すべき第1回となりました。 みんな緊張した様子もなく、自信満々の様子でにやっていたように思いますがどうでしたでしょうか?この児童英検は合否はなく、受験するとCertificate(成績証明書)と、どのくらい出来たかが一目でわかるReport Card(個人成績表)をもらえるので、子供にとっては、やる気を即す応援型のテストであると思います。半年〜1年以上英語を勉強していることが受験の目安です。(アバンティ塾生でなくても受験できます。)次回は10月27日〜11月2日の間に実施いたしますので振るってご参加ください!See you next month! Ms.Nana

アバンティ通信2008年7月号 〜シートベルト〜
Hello Everyone! How are you? 今月はなんとMs.Nanaの交通事故(6/3)から始まってしまいました。交差点で右折をしようとしていたところ、対向車線から居眠り運転の車がはみ出してきて、私の車に真正面からぶつかってきました。幸い打撲だけで、全治一週間、ですがエアバッグのおかげか、そのせいか、胸部に当初かなり痛みがありました。4歳の息子は後ろの席でチャイルドシートに座ってシートベルトをしていたので、かすり傷一つ無かったですが、もし10歳の長男が前に乗ってシートベルトをしていたとしても、彼は私よりひどい打撲を顔や首におっていただろうと思います。もしこれが幼児や乳幼児だったとしたら…考えるだけでも恐ろしいです。エアバッグは空気が入っているからクッションになると思っている人が多いですが、あたる瞬間は石のように硬くなります。エアバッグの安全機能が、小さい子供には致命傷になるという可能性をまざまざと感じた事故でした。ちなみにサンディエゴでは、6歳に以上もしくは60ポンド(27キロ)以上無ければ、助手席には乗れません。そして かなり以前から、乗員全員(妊婦を除き)がシートベルトをつけていなければ違反です。そして子供達は皆小さいころから後ろに乗ってシートベルトをつけるよう厳しく躾けられています。日本ではよく助手席に幼児、乳幼児を乗せているのを見かけますが、私の事故のように、ドライバーに何の過失がないのに事故にあうことを考えると、子供の希望を聞いて助手席に乗せたり、親の利便性のために助手席に乗せたときにもし事故にあったときの後悔は本当に先にたたずですよね。:)See you next month! Ms.Nana

アバンティ通信2008年6月号 〜MAT Method マットメソッド〜
Hello everyone! 新しいクラスが始まって、1ヵ月半がたちました。新しいテキストや、クラス内容について、子供たちの反応はどうでしょうか。今までは単語を覚えること中心の授業でしたが、今学期から、MATメソッドという学習法を取り入れています(特にLet’s Goを使っているAppleとOrangeクラス)。MATとはM= Model(先生がモデルを示して) A=Action(動作をしながら) T=Talk(英語で話す)右脳と左脳を同時に使う画期的な教育方法です。この教育方法で大事なことは授業時間の80%を生徒が話すように導いていくことです。授業内容もまずフラッシュカードで、単語を発音しながら、スピードを上げつつ覚えていき、その単語に関する質問の仕方と答えを、テンポよく、スピーディに発音していきます。また”Six Second Drill”という文字通り、6秒ドリルを毎回やっています。これは2人1組になって質問と答えを3回繰り返して速さを競うものです。(一番早くできたチームにはスティッカーをあげて、楽しいゲームのひとつになっていますが、皆やる気満々でやってくれます。)そうすることにより、生徒は知らず知らずのうちに単語を覚え、自然なイントネーションとスピードで英語を話せるようになっていきます。また、レッスン内容は誰が教えても同じように受けられるように今まで通りMs. Nanaが編集しています。ですから、振り替えをしても、外国人の先生が休みのときでも同じレッスンを受けられるようになっています。子供たちがその日に練習した内容を、ぜひ英語で(例えばLesson1は”What’s this?”)質問をしてみてください。子供たちはきっと答えられる(“It’s a pencil”)と思います。See you next month! Ms.Nana

アバンティ通信2008年5月号 〜アメリカでの年間の休日〜
Hello, everyone! ゴールデンウィークが近づいてきましたね。みなさんの予定は決まりましたか?アメリカにはいわゆるGoldenWeekと言うものはなく、春にはSpring Break−春休み−(2月の終わりあたりに一週間)、6月に学年が終わりになりSummer Break―夏休み−( 6月の中旬あたりから8月終わりあたりまで)があり、そして新しい学年が始まります。その後Thanks Giving Break―感謝祭―(11月の終わりに4-5日)、Winter Break−冬休み−(12月中旬から1月1日まで)があります。みな土日も入れて、少なくとも一週間以上はあるので、アメリカ人はそれぞれ旅行計画を立てたり、家族でのVacationを楽しむことに余念がありません。お父さんたちも夏は2−3週間の休みは取れるので、日本のお父さんにはうらやましいかもしれませんね。それではHave a great Golden Week!
−児童英検のテストが近づいてきました。学習塾アバンティのグループ会場としてのテスト日(6月23日〜29日の間の1日)は決まり次第お知らせいたしますが、受付は5月1日から6月3日までの間にいたします。英語を1年お勉強してきた生徒さんには自分の実力を知るいい機会ですので、ぜひ、受験することをお勧めいたします。ご存知かもしれませんが、児童英検は合否のないリスニングテストです。3つのグレードがあり(Gold,Silver,Bronze)、オールカラーの問題をゲーム感覚で丸をつけるだけのテストです。
受験する方にはアバンティで模擬テストの実施も考えていますので、ふるってご参加ください。  See you next month! Ms.Nana   

アバンティ通信2008年4月号 〜バイリンガル〜
私の住んでいたアメリカ、カリフォルニア州サンディエゴは、一年中温暖で、雨も少なく、とても過ごしやすいところで、世界中からたくさんの人が集まってきます。 実際、先祖がアメリカ人という人に会うことは少なく、皆どこか他の国からの移民が多い所です。 例えば、私の周りにいた人たちは、スウェーデン人、イラン人、オランダ人、スリランカ人、フランス人、フィリピン人、インド人、韓国人、中国人、ベトナム人、と上げればきりが無く、国が近いこともあってメキシコ人がたくさんいました。 そして皆生活するには必要な英語を、その国の訛りが、かなりある発音で話していました。私も今ではかなり訛りのある英語でも聞き取れるようにはなりましたが、最初のうちはかなり苦労しました。発音も、イントネーションも違う人たちの英語を聞き取れるようになるまでには やはり、時間(慣れ)が必要でした。そして、私が話せるようになるのにも。。。大人になってから、移住してきた人たちは、最初の一年間ぐらいの間に集中して、勉強して普通に話せるようになる人もいるでしょうが、ほとんどの人は毎日の生活の中で、習っていく人が多いので、何年たってもネイティブ並みには話せない人もたくさんいます。また、何十年いても、あまり英語を話せない人もいます。住んでいれば、何もしなくても話せるようになるということは、ありません。その逆に、子供たちの吸収度といえば!英語を何にも知らなかった子供でも学校に一年ほど通っていれば発音も会話も、ネイティブ並みになります。いかに子供のうちにする勉強が大事か分かりますよね。2ヶ国語を話せる人はたくさんいますが、100%バイリンガル( 聞く、話す、読む、書くを2語の間で差が無い)はめったにいません。必ずどちらかの言語が強いです。アメリカにいる、日本人の家族をたくさん見てきましたが、どの家族も子供たちの英語と日本語のバランスをどう保つかが、絶えず課題でした。日本人父母の家族はまだしも、父母どちらかが、日本人で、どちらかが他国人の家族にとっては、一日の言語を使う量が他国語75%、日本語25%と言う状況で、いかに日本語をキープするのかが悩みの種でした。日本人父母の家族でも、まれに、子供が使う英語の量が多く、英語の方が強くなり、日本語があまり流暢に話せないという話も聞いたことがあります。逆に、日本人家族が英語を話す人たちとの交流があまりないとか、子供が学校でも日本人とばかり遊んでいるという場合は、学校英語以外の英語を習う機会が少なく、使う量が少なくなり、アメリカにいても、英語より日本語のほうが圧倒的に強くなるようです。 やはり2ヶ国語の強弱は、その言語を使う時間に比例するようです。日本で、英語を習っている皆さんのお子さんも、周りが全部日本語の中で、英語が分かる、話せるようになるには、かなりの英語を使う時間(まずは、聞く)の時間を増やすことが必要になってくるのです。See you next month!

アバンティ通信 2008年1月号 〜サンディエゴのクリスマス〜
Hello! How are you? アメリカ人にとってクリスマスは1年で一番大切な行事です。日本でいえばお正月と同じで、家族が集まり、一緒のときを過ごす日です。そしてお決まりのものといえば、日本ではおせちですが、アメリカではターキーディナー(stuffingというセロリや玉ねぎ等を炒め香辛料を振ったものをパンに混ぜたもの、Gravyソース、クランベリーソース、マッシュドポテト、ヤムという甘いおいも煮、バターコーン等)が一般的です。11月の最後の週のThanksgiving(感謝祭)が終わると、皆クリスマスツリーを出したり、クリスマスライトを付けたりの大忙しでクリスマスの準備に入ります。クリスマス前に楽しめることことといえば、各々の家に飾られるイルミネーション(電飾)を見に行くことです。もちろん全ての家が飾られるわけではありませんが、イルミネーションで有名な一部の地域があったりします。私達が見たもので一番すごかったのは、ある一角に屋根にはサンタ、前庭には電車や雪だるま、クリスマスツリー等がピカピカ!屋根上から庭の隅々まで隙間なくライトデコレーションしてあって、夜なのに眩しいぐらい。それも一軒ではなくて、その近所数件が同じようにピカピカというところがありました。またサンディエゴではChristmas Card Laneという場所(名前になってしまっている)が有名で文字通り、大きなクリスマスカードに似せた看板を家の前に飾り、ライトアップしている一角もあり、その数ざっと100件以上!毎年、その辺りはクリスマス近くの夜になると交通渋滞!ゆっくり走って車の中から見ている人たち、散歩しながら見て回る人たちでごった返します。驚きなのはそれが本当に普通の人が住んでいる普通の家々だということ。それから山の上にあるサンタの家!その大きなお家の敷地内に大きな風船デコレーションやタワーが建っていて、家の中もいろんなクリスマスの置物やゾウやキリンの大きなぬいぐるみやミニチュアのおもちゃが置いてあったり…。それはもうおとぎの国に入ったようでした。そしてそこではサンタとミセスクロースに会って写真が取れ、ココアとお菓子、クッキーも食べ放題!そして帰るときには子供達1人1人にプレゼントをくれます。もちろんお金なんかいりません、サンタのお家ですから…。サンディエゴでのクリスマス前の3大行事。懐かしい思い出です。Have a Merry Christmas and a New Year!