Ms.Nana’s Funniest stories in USA!〜アメリカの面白い話〜

アメリカで通算16年過ごしてきた私(Ms. Nana)がアメリカに住んで経験したこと、思ったこと、感じたことを面白くお伝えしようと、毎月のアバンティ通信に載せています。これをよんで少しでも、英語圏の人たちの考え方、アメリカでの暮らしをお子さんたちにも伝えていただいて、英語に対しての関心をふやしてもらえたらいいかと思います。

2009年

アバンティ通信2009年12月号〜Surprise!の話〜
Hello Everyone! How are you?  今日は日本でもなじみになってきた“Surprise!”の話です。アメリカ人はサプライズが大好きです。どんな物、どんなことでもあげるときにはサプライズで、と言っても過言ではありません。そのサプライズの仕方や、プレゼントするものも、とてもユニークなものがあります。またもらった方もかなりの大きなリアクションで返してくれるので、あげるほうも楽しいし、あげた甲斐があるといった感じです。日本でも気持ちは同じですがアメリカ人のそれはとてもダイナミックです。例えばその@ その日が誕生日である友達が訪ねてくる時間を見計らって十数人近い友達が全員で、ある部屋やバスルームなどに一緒に隠れているところに呼ばれて、その人がドアを開けた瞬間に“Surprise!”と合唱。何にも知らないその友達は“Oh my God!, Oh my God!”の繰り返しで驚いて、その後は突然の誕生日パーティ。そのA。ある友達は、恋人に何も知らされずサンフランシスコに連れて行かれ、有名なゴールデンブリッジの橋の真ん中で彼が片足をひざまづきダイヤモンド指輪を差し出されてプロポーズされた。そのB 私事で言うと、仲の良い友達3-4人に私の誕生日に目隠しをされ、車に乗せられ、どこに行くのも知らされず、目隠しをはずされて初めてわかったのが、なんと小さなヨットの上で、サンディエゴ湾を一周というサプライズでした。(注:ヨットなんて日本ではお金持ちだけの…と思われがちですが、サンディエゴでは普通の人でも手が届く乗り物です)計画されているのは何も知らなかった私は突然のサプライズで、最高の誕生日となりました。興味深いのは、この手のサプライズはアメリカでは珍しくなく、日常茶飯事であるというところです。聞いた話ですごいと思ったのは、16歳の誕生日(アメリカでは一応大人、そして運転免許が取れる年齢、)に、ガレージに大きなリボンをつけておいてあった車!(どうやって隠し通すのかと思いますが…)皆さんはどんなサプライズを計画しますか? See you!

アバンティ通信2009年11月号〜アメリカでのHalloweenの話〜
Hello Everyone! How are you? もうすぐハロウィーンがやってきますね。この行事はキリスト教信者でない日本人にはなじみの無かった行事ですが、日本では人々の関心が集まり、お店で見るハロウィーングッズが年々増えているように思います。アメリカではほとんど国民的行事で各地でいろいろな催し物があり、皆何週間も前から、「今年は何になる?」”What are you going to be,this year?”といった会話が毎日のように交わされます。子供達はこのころになると、仮装をしていけばどこにいっても、お菓子をもらえるとあって、仮装選びも、かぶりものやら、お化粧やら、選ぶのに大忙しです。楽しい行事は思いっきり楽しむアメリカの人たちは、もちろん子供達だけの行事にはしておきません!大人もその日の夜には仮装してクラブなどがある繁華街に集まったり、その日はお化けが運転している車をあちこちで見かけます。
 さてその日(10月31日)の子供達の様子ですが、実際息子の学校では、学校に皆仮装をして集まり、全校生徒が教室の前に椅子を並べ(校舎は平屋です)、座っているところへ なんと校長先生(女性)のSnow White(白雪姫)と他の先生、スタッフのSeven Dwarf (7人の小人)が通り、それから子供達が続いて、全校生徒の前を通り、練り歩くんです!もうそれはありとあらゆる存在するキャラクター、職業が勢ぞろい!楽しいですよね〜 これは学校での話。 そして午後にはいろんなところでイベントがあったりしますが、メインはなんといっても夕方から始まる“Trick or Treating”! うちの場合はお友達の家に集まって、写真を撮り、Candy Bag をもっていざ出陣? 手当たり次第にハロウィーンの飾り付けをしているお家のドアをピンポーン!ドアが開くと、”Trick or Treat!” “Happy Halloween!” といった会話が交わされ、大きいボールにたくさん入ったキャンディ(アメリカではチョコレートのことも指して言う)をひとつつかむと”Thank you” と言って次の家へと跳んで行きます。何十件と回った後の子供達のCandy BagはCandyであふれてもう子供達は興奮しまくりです!子供達にとってはクリスマスの次に大好きな日ではないでしょうか。 Happy Halloween !

アバンティ通信2009年10月号〜サンディエゴの公立小学校 その@〜
 Hello Everyone! How are you? 今月はアメリカ・サンディエゴの公立小学校であった面白いイベントの話をしたいと思います。サンディエゴの子供は小学生になると、その地区の範囲で決められた小学校へ入ります。面白いことに、各学校には決まった学校キャラクターがあります。例えば家の息子が通っていた学校は「コヨーテ」、近くのもうひとつの学校では「ペンギン」と、その動物キャラクターがイメージのようになっており、その絵を見ればこの学校はこのキャラクターと分かるように、目立つところの壁に必ずそのキャラクターの絵が書いてあります。またFundraising (寄付金)も兼ねて、その絵と学校名を書いたTシャツや帽子も毎年売られています。とても人気で、ほとんどみな買って、好きなときに着ていきます。そのTシャツを着ることで、その学校の生徒だというProud(誇りに思う)意識があるのだと思います。
 また通学に関してですが、アメリカの小学校はバスもありますが、大半は車での送迎です。どの学校にも大きい駐車場はありますが、登校、下校時には車で並んで子供だけ降ろすDrop off lane(乗り降りレーン)というのがあって便利です。日本で2-30分かけて歩いて通ってくる子供達を考えてみると、同じぐらいの距離であっても、利便性と安全面を考えると、アメリカでは通学は必然的に車になるのでしょう。しかし歩くことも大事だという思いから “Walk to School Day”というのがあり、この日は家から学校まで歩いてみようという日があります。親同伴でお友達と家から学校まで散歩がてら歩いて行くと(ごほうびに(?)なんとドーナツがもらえます!面白いですよね。このような面白い行事がアメリカにはまだまだあります…。To be continued…。 See you!

アバンティ通信2009年9月号
 Hello Everyone! How are you?  1か月半の長い休みももう少しで終わりですね。どんな夏休みだったでしょうか?宿題は終わりましたか?アバンティでは夏休みに入った7月のおわりに5日間毎日違うテーマで英語を学んでいくキャンプを実施しました。5日間のメニューはGame Day−ボードゲームやジェスチャーゲームで言葉を当てて楽しみました。Music Day−エドワード先生が得意のギターを持参してくれて、いろんな歌を教えてもらって歌ったり、踊ったりしました。Sports Day−東松戸中央公園に行き,芝生の上で思いっきり走り回り、スポーツに必要な言葉、動作などを自然に口に出せるようになりました。 Shopping and Cooking Day−ボードゲームのマネーを使いお金の言い方や、英語の文字と絵を組み合わせるゲームをしてお金をもらい、それで物を買う言い方を習いました。またパンケーキを作るのに必要な調理器具や、簡単な調理用語を習うことが出来ました。Zoo Day−市川動植物園に行き、いろんな動物の英語名を習ったり、集団行動での必要な英語や、動物たちの行動を口にしたり、感想等の表現の仕方を自然な形で習うことが出来ました。毎日バラエティに富んだイベントで子供達も楽しんでくれたようでした!
 6月末の終わりに実施した児童英語検定の結果が7月末に返ってきました!児童英語検定とは英語検定4級以上とは違い、リスニング中心の、生活していくうえで必要な用語や表現方法を聞いて分かるかを試し自分の実力を知るテストです。 アバンティではオレンジクラスとアップルクラスの子供達がブロンズとシルバー4人ずつ(計8人)受けましたが、結果はとてもすばらしいものでした!次のテストを受けられる目安の80%を全員が大幅に超えて、全国平均がブロンズ87%、シルバーが82%のところ、アバンティの生徒のグループ平均はブロンズが90%、シルバーが91%とどちらも全国を上回る結果でした!シルバーで100%をとったオレンジクラスのお友達もいました!Great achievement! 次回の英検は11月頃の予定です。今までアバンティでは年2回英検を実施してきましたが、来年から毎年6月のみの年一回実施になります。アバンティの生徒さんはなるべく11月のテストを受けていただいて、自分の実力を知ることから始めて、毎年一回受けるようにしましょう。
 *来週9月2日から新学期が始まります。元気な笑顔と会えることを楽しみにしています!I’m looking forward to seeing your smile next week!  See you!

アバンティ通信2009年7月〜英会話力〜
 Hello Everyone! How are you?   英会話が出来るようになるというのはどういうことでしょうか?日本では今までの中学校での英語教育は文法中心で、英会話をほとんどといって良いほど習ってこなかったから話せないといわれるのは周知の通りです。実際、私の経験からも世界各国からアメリカに留学をしている人たちの中では、ヨーロッパや、ヒスパニック(南米系)、アジア(中国人や、インド系)の人たちは話すのが得意なのに対して、日本人と韓国人の人たちは比較的おとなしく、聞いている方が多いという特徴が見受けられました。話し好き、自分の意見を主張して討論をするのが好きという他国の人に比べ、日本人は自分の意見を主張する事に躊躇(ちゅうちょ)する気質があり、それが会話力に関係すると思われます。読解力があり、正しい文法を理解しているという点では、日本や韓国が断トツで良いのですが、話し好きの人は、言葉、特に会話を習う上では、強いアドバンテージがあると思います。それは話したいという気持ちがあるだけで、片言の英語でも、何とか言いたいことを伝えようとするので、自然と上手に言葉を操れるようになり、相手にもなんとか理解してもらえるからです。話したいという気持ちはとても大事です。
 カリフォルニアに住んでいると、出会う人がフィリピン系だったり、インド系だったり、中国系だったり、ヒスパニック系だったりとそれこそ純粋な?アメリカ人を探す方が難しく、皆何かしらの外国のバックグラウンドをもっている人が多いので、話す言葉も多かれ少なかれ、その人の母国語の訛りが入っています。慣れていない人には聞き取りにくいかもしれません。でも実際住んで生活していくには、そういう英語にも慣れていくしかありません。それは世界中の人を相手にするビジネスの世界でもそうかもしれませんが、英語を話し、使うという点で最も大事なのは、発音の正確さとか、流暢さではなく、とにかく「相手の言うことを正確に聞き取り、相手に自分の言いたいことを伝えること」なのです。私は英語を習う上ではいろんな人の英語を聞くことも大事だと思っています。発音の良さ、流暢さだけが大事なのではありません!お父様、お母様方、発音を気にせず、出来れば英語の本をたくさん読んであげたり、テレビ、ラジオCD等から、いろんな英語を聞かせて、子供達と英語を楽しんでください!See you next month!


アバンティ通信2009年6月号〜Mother’s Day and  Father’s Day〜
 Hello Everyone! How are you? 日本では母の日・父の日にはカーネーションやギフトをあげたりするのが一般的ですよね。アメリカでもそれは同じですが、母の日に「花=カーネーション」という意識はなく、バラだったり、いろんな花を混ぜてだったりと、どんな花でもオーケーです。そして気持ちを込めたカードを必ず一緒に渡します。母の日、お母さんは特別に優遇してもらえます。例えば母の日の朝のブランチ(シャンパンブランチなどがあった)に連れて行ってもらえたり、夜のディナーに連れて行ってもらえたり・・・。いつも食事を作ってくれるお母さんに、今日は何もしないで良いからということで、何日も前からレストランには予約が殺到するので、なんと母の日はレストランがバレンタインデーを抜いて一年のうちで最も忙しい日なのです。父の日は母の日ほど盛り上がりませんが、皆それぞれカードとともに、サプライズギフトを用意します。
 私事ですが、サンディエゴにいた際Father’s dayには毎年パドレス対シアトルマリナーズの試合がサンディエゴダウンタウンの球場であり、イチローや大魔神佐々木などを見に行ったものです。そして父の日ということで試合後に球場内に降り、記念ボールをもらって、親子でキャッチボールをやったり、ベースランニングをやらせてもらえるという特別な日でした。父の日の我が家の楽しみの一つでした!^^
 <児童英検>
 来る6月27日に児童英検をアバンティ校内で実施いたします(上記参照)。1年半から2年以上習っている子供達で、まだ受験してない方には力を試す意味で、ぜひ受けていただきたいと思います。ご存知かと思いますが、児童英検は、合否のないゲーム感覚のテストで、子供達がどのくらいネイティブの英語を、会話を理解できるのかを知ることが出来ます。ゼロから始まった子供達がどこまで成長したか見てもらうためにも、アバンティ英会話教室の生徒さんにはいつかは受けていただこうと思っております。もちろんアバンティ以外の方にも受験していただけますので、興味のある方がいらしたら、お知らせください。 See you next month!  


アバンティ通信2009年5月号〜Phonicsフォニックスについて〜
 Hello Everyone! How are you? 英語に関して最近よく耳にする”フォニックス“、何だかご存知ですか?英語は、会話はもちろんですが、特に英単語を読むのが難しいと思ったことがある人は多いと思います。昔、中学で英語を習った時には、先生に発音を習い、辞書で発音記号を見たりして、英単語の発音方法を習いながら英語を読んだものですが、今考えると、よくひとつひとつ単語の発音を覚えたなあと思います。それというのも、英語圏の子供達は、単語「ひとつひとつ」の読み方を習って覚えるのではなく、「アルファベット」の文字ひとつひとつ、または組み合わせによっての読み方を習うので、知らない単語であっても正しい発音で、読めるようになるからです。この習読方法を“Phonics(フォニックス)”と呼びます。例えば、popはPをプ、Oをオと読むので、プ、オ、プの全部の音をたしてポップと読みます。英語圏の子供達は幼稚園時代から(早い子は4-5歳で)、公立小学校では一年生からこの基楚的なアルファベットの読みを本格的に習い始めます。日本語でもひらがなは一字一字の読み方を覚えれば単語の意味が分からなくても読むことはできますよね。それは英語のアルファベットも同じなのですが、英語はアルファベット文字がいくつか集まってひとつの単語になるので、それぞれのアルファベット文字の読み方(Aはエイではなく、アと読む)が分からなければ単語が読めない。逆に単語の読み方が分かれば、単語の意味も分かり、文が読めて、文章の意味が分かるようになるということです。そして英語はアルファベット一文字一文字の読み方だけでなく、母音や子音の組み合わせで発音が変わったり(例えばeaをイー、chをチ)、読まない文字が出てきたり(tapeはaをアルファベット読みでエイと読んで、最後のeは読まない)といろいろ法則があるので、それさえ覚えれば、例外を除きほとんどの英単語は読めるということになります(ほとんどの例外は頻繁に使う単語です。たとえばdoとかyou)。こんなに便利な法則なのになぜ今までの英語教育ではフォニックスを教えなかったのか不思議でなりませんが、先生自身習ったことがなかったので教えられなかったというのがひとつの理由かもしれません。
 アバンティでは、少しでも早めに英単語を読めるようにと、幼稚園児クラスからフォニックスを教えています。基本的にはアルファベットが読めるようになれば、フォニックスも始められるので、小学生からはじめた子供達にはすぐ読み方の基礎を教え、Let’s Go1〜2 のうちには本格的フォニックスを導入しています。Let’s Go 2の子供達はフォニックスなしでも、今やっているところの文はかなり読めるようにはなっていますが、これからはもっと読めるようになるでしょう。中高生で英語が嫌いな子供達の理由に「英語が読めないから」という子が多いそうですが、フォニックスをやっているとアルファベットを算数的・パズル的に読んでいくので、「面白いから英語を読むのが楽しい!」と思ってくれる子供達が多くなることを期待しています!! See you next month!

アバンティ通信2009年4月号〜英語習得時間のはなし〜
 Hello Everyone! How are you? “43時間”これって何の時間だと思いますか?
 アメリカに住んでいたとき、海外駐在の日本人家族に会う機会がよくありました。そして、いつも驚かされたのは、日本から来た英語が全く話せなかった子供でも半年もあれば現地の人の言葉を理解し、一年たてば、生活に困らない程度の英語を話せ、友人との会話ができるようになり、学校の勉強にもついていけるようになったことです。しかしそのようになったのは、毎日現地校に通い、会話、授業、遊び、テレビ、宿題等、少なくとも一日の半分は何らかの英語に接している環境があったからだと思います。例えば一日12時間程度の英語を聞き、話し、読み、書くという作業を365日やったとします。その時間はなんと「約4380時間」。これだけやっていれば、否が応でも英語ができるようになるというわけです。
 さて、反対に日本で英語を習う子供はどうでしょう。日本にいて英語を習う子供達が週一回のレッスンで,1年間の間に英語に触れる時間、これが実は最初に示した「43時間」なのです。「4380時間」のなんと十分の一!かなり少ないと思いませんか?週一回のレッスンでは英語を話せるようになるのはかなり厳しいと言わざるをえません。しかし日本にいながらでも海外にいるのと少しでも近い状況を作れば1年間では無理かもしれませんが、時間はかかっても英語を話せるようになります。英語を話せるようになるには、英語に触れる・聞く絶対時間が必要で、英語の上達度はその時間に比例します。子供達が言語を習うには、まず耳からです。聞き取れるようなれば、話せるようになる、その話した言葉が読めるようになれば、いずれ書けるようになります。まず一番大事なのはたくさん英語を聞くことです。家の中での英語を聞く時間が多ければ多いほど、早く話せるようになります。お子様の英語力を上げるためには英語の環境を少しでも多く作るという家族の努力、助けは絶対に必要なのです・・・。See you next month!

アバンティ通信2009年3月号〜バレンタインのはなし〜
 Hello Everyone! How are you?バレンタインといえば日本では女の人から男の人へチョコレート(チョコレート会社の陰謀と言われていますが…)をあげるという習慣が定着していますが、アメリカでは通常、家族、親しい友人、恋人誰でも、男女どちらからということはなく、カード・ばらの花・テディベア・チョコレート・アクセサリーなどをあげるという習慣になっています。バレンタインが近くなると、街中のお店にハートマークや“Happy Valentine”のサインが見受けられ、関連した商品が、ショッピングモール、スーパーマーケットにはもちろんガソリンスタンドまで、所狭しと並べられます。息子の学校ではValentine’s dayは、毎年、人気キャラクターの絵が付いているカードやかわいいカード(時にはそれにチョコがひとつずつ付いている)を数十枚買って、メッセージが書いてある下に<Love, 自分の名前>を書いて、それをクラスの友達全員に渡し自分も数十枚のカード+チョコをもらうという、とても楽しい、うれしい日でした。幼稚園ではそれぞれ家族にカードを作り、“I Love You”と書いて持って帰ってきて渡したりします。
 一般の人はというと、夫婦間、親子間、祖父母へ ギフトをあげるのはもちろんのこと、家族、恋人をレストランに連れて行く日で、Valentine’s dayは1年で最も予約を取るのが難しい日のひとつ、レストランにとっては1年でMother’s dayの次に忙しい日でもあります。ひとつ例を挙げると、私のスウェーデン人の友達の家庭では毎年バレンタインの当日の朝には旦那様から花束が贈られて、何度も電話がかかってきて、“I love you”を言われ、アクセサリーをもらい、夜にはレストランで食事といった話をよく聞きました。うらやましい〜と思いながら聞いておりました・・・。 Hope you had a sweet Valentine’s day!


アバンティ通信2009年2月号〜クリスマスの話〜
 Hello Everyone! How are you? 時季外れになりますが、クリスマスの話の続きをもう少し。クリスマスの日が近づくと皆クリスマスショッピングにおおわらわです。ショッピングモールに行くと、皆たくさんの買い物袋を抱え、家族へのプレゼント探しに余念がありません。日本ではサンタが持って来てくれるプレゼントひとつで事足りるのですが、アメリカではそうはいきません。なにせクリスマスに集まる家族一人一人から全員に、一つだけでなく、数個のプレゼントをあげるので、買うのも数にして数十個になってしまいます。そしてあげるものは、例えば1人に3個あげるとして、一つはさして値段のはらない、たとえば文具用品・生活用品だったり、もう一つはたとえば服・冬の小物だったり、そして最後の一つは高価な(大きい、)相手が一番欲しそうなものをメインにあげるといった風です。そして、お店で頼むことも出来ますが、基本的に自分で一つ一つラッピングペーパーに包むのです。包み方は多少汚くてもOK。子供達も慣れない手つきで家族にあげるプレゼントを包みます。サンディエゴで驚いたのは息子の小学校で、クリスマスが近づくと学校にお店が出て子供達がお金を持ってきて、内緒で家族のプレゼントを買えるというのがありました。ギフトは必ずサプライズでなくてはならないので、そのプレゼントをあげる本人には絶対に見せないようにします。親と一緒に行くショッピングでは、子供達は内緒にできないので子供達のためにそういう配慮があるのかもしれません。これは親としては何を選んでくるか楽しみだし、とてもうれしいです。
 そして大きいクリスマスツリーの下には山と積まれた色とりどりのギフトでいっぱいになります。子供達は開けたくてうずうずしているのを約2−3週間我慢しなければなりません。そしてクリスマスイブの夜にサンタがやってくるので、子供達はクッキーとミルクを寝る前に暖炉のそばに置いておきます。サンタはギフトをツリーの下に置いて、クッキーをかじってミルクを飲んで帰っていきます。そしてクリスマスの朝を迎え子供達はサンタからのプレゼントがあるかどうか確かめ、その夜、ターキーディナーを食べた後、いよいよ一人一人誰からと言われて受け取り、プレゼントを開けるのです。これはもう子供達にとってはこの上ない楽しい行事ですねー。

アバンティ通信2009年1月号〜サンディエゴのクリスマス〜
 Hello Everyone! How are you? アメリカ人にとってクリスマスは1年で一番大切な行事です。日本でいえばお正月と同じで、家族が集まり、一緒のときを過ごす日です。そしてお決まりのものといえば、日本ではおせちですが、アメリカではターキーディナー(stuffingというセロリや玉ねぎ等を炒め香辛料を振ったものをパンに混ぜたもの、Gravyソース、クランベリーソース、マッシュドポテト、ヤムという甘いおいも煮、バターコーン等)が一般的です。
 11月の最後の週のThanksgiving(感謝祭)が終わると、皆クリスマスツリーを出したり、クリスマスライトを付けたりの大忙しでクリスマスの準備に入ります。クリスマス前に楽しめることといえば、各々の家に飾られるイルミネーション(電飾)を見に行くことです。もちろん全ての家が飾られるわけではありませんが、イルミネーションで有名な一部の地域があったりします。私達が見たもので一番すごかったのは、屋根にはサンタ、前庭には電車や雪だるま、クリスマスツリー等がピカピカ!屋根上から庭の隅々まで隙間なくライトデコレーションしてあって、夜なのに眩しいぐらいの一角。それも一軒ではなくて、その近所数件が同じようにピカピカというところがありました。またサンディエゴではChristmas Card Laneという場所(名前になってしまっている)が有名で文字通り、大きなクリスマスカードに似せた看板を家の前に飾り、ライトアップしている地域もあり、その数ざっと100軒以上!毎年、その辺りはクリスマス近くの夜になると交通渋滞!ゆっくり走って車の中から見ている人たち、散歩しながら見て回る人たちでごった返します。驚きなのはそれが本当に普通の人が住んでいる普通の家々だということ。それから山の上にあるサンタの家!その大きなお家の敷地内に大きな風船デコレーションやタワーが建っていて、家の中もいろんなクリスマスの置物やゾウやキリンの大きなぬいぐるみやミニチュアのおもちゃが置いてあったり…。それはもうおとぎの国に入ったようでした。そしてそこではサンタとミセスクロースに会って写真が取れ、ココアとお菓子、クッキーも食べ放題!そして帰るときには子供達1人1人にプレゼントをくれます。もちろんお金なんかいりません、サンタのお家ですから…。サンディエゴでのクリスマス前の3大行事。懐かしい思い出です。Have a Merry Christmas and a New Year!