Ms.Nana’s Funniest stories in USA!〜アメリカの面白い話〜

アメリカで通算16年過ごしてきた私(Ms. Nana)がアメリカに住んで経験したこと、思ったこと、感じたことを面白くお伝えしようと、毎月のアバンティ通信に載せています。これをよんで少しでも、英語圏の人たちの考え方、アメリカでの暮らしをお子さんたちにも伝えていただいて、英語に対しての関心をふやしてもらえたらいいかと思います。

2010年

アバンティ通信2010年12月号〜子供の安全A〜
Hello Everyone! How are you? 先月号で12歳以下の子供は大人の管理下にいなければいけないという話をしましたが、アメリカではその一般的常識が、日本のそれよりかなり厳しく、周りの大人も、子供だけでいる、という状態にはとても敏感です。私がアメリカ・サンディエゴに住んでいたころのある日、スーパーマーケットに行った時いつもの事ながらうちの子は自分の見たいところに行ってしまい、私もあまり心配はしていなかったのですが、見知らぬ女の人が私のところに「この子がひとりでいたから驚いて・・・。あ〜よかった。」とうちの子供をわざわざ連れてきてくださいました。感謝するのと同時に、子供はどんな時でも一人にしてはいけないのだと反省もしました。そういう考えからか、アメリカでは例えば、幼稚園では親ではない人が迎えに行く時は、たとえ子供がよく知っている知人であっても、必ず親に事前に確認のサインをさせたり、電話連絡をしたりとかします。公立の学校にはExtended Program(延長預かり)という、朝は6時から夜6時まで子供を預かり、宿題もさせ、おやつも食べさせてくれる、働いている親のための子供を預かってくれるプログラムがあり(日本の学童に似ていますが、学校の中に施設があることと、必ず親、または認められた人が迎えに行き、子供だけで行かせないし、帰らせないところが違います)また学校にはSchool Police(学校警察)がいて、事件・危険を回避することはもちろん、いじめ等の防止にもつながっているようです。また、ニューヨークではベビーカーに赤ちゃんを乗せて外においたままカフェの中でコーヒーを飲んでいたというヨーロッパ人(その国ではそれが普通らしい)が逮捕されたとか、アジア人なら誰でも知っているおしりの蒙古班を「たたかれた青あざで親の虐待の跡」と勘違いした幼稚園の先生が警察に通報して母親が警察に連れて行かれたという記事を読みました。一見、アジア人なら「大袈裟だ。なんで知らなかったんだ?」と笑ってしまうような事件ですが、おしりのあざを見て警察へ通報し、虐待を防ごうとする大人の判断、子供は大人が守ってあげなければいけないという義務感を一人一人が感じて、なされた行動には頭が下がります。日本は銃社会ではない分アメリカより安全と思われがちですが、子供の危険度はどこの国に行っても同じだと思います。何があるかわからないこの世の中では、大人の“子供を守る義務”という意識の違いで、子供の安全は守られるのではないかと思います。皆さんはどう思いますか?See you next month

アバンティ通信11月号〜子供の安全@〜
Hello Everyone! How was your summer? もうすぐHalloweenがやってきますね。アバンティでも恒例の “Trick or Treating” を開催いたします(下記参照)。Halloweenは夜に子供たちが出歩いてお菓子をもらうという欧米の行事ですが、それには保護者が必ず同伴します。夜だからもちろんなのですが、カリフォルニアでは昼間でも13歳未満の子供は一人で行動することや、その弟妹と一緒に子供たちだけで留守番することは許されていません。学校に行くにも、お友達のうちに行くにも、子供たちがどこかに出かけたりする場合には、大人が少なくとも一人は必ず付き添っていなくてはいけません。
 法律があるわけではありませんが、小さい子供が一人で留守番をしていたり、街中を歩いていたりすれば、通報で警察に保護されたり、親がネグレクトとか義務放棄とみなされてペナルティ一を課せられることもあるようです。車社会、銃社会であることが、日本と比べてもよりいっそう保護者には子供を守る義務があるということにつながっているのかもしれません。日本では小さいうちから一人で、または兄弟で、留守番を余儀なくされ、その結果痛ましい事故になってしまったとの話を良く聞きますが、こんな時、分別のある大人が一人でも一緒にいたら事故は防ぐことができたであろうことを思うと残念でなりません。
  アメリカではその分別のある、責任の持てる人にみなされるのはティーンエイジャーといわれる13歳からです。その歳になっていれば、近所の子供のベビーシッターをしたり、高校生以上になればアルバイトとして、親が帰ってくるまで、その子供の家でシッター(子守)をする子もたくさんいます。シッターを専門としているNanny(乳母のような人)を住み込みで雇う人もいます。子供を預かってもらう親の側からすれば、シッター料金も安くはないですが、子供の安全を買うと思えば安いものでしょう。次回は子供の安全について日本人には驚きのアメリカでの出来事をお知らせします。See you next month

アバンティ通信2010年10月号〜児童英検の話〜
Hello Everyone! How was your summer? ほんとに暑かった夏休みでしたね。どう過ごされましたか?6月に受けた児童英検の結果が夏休み直前に返ってきました!生徒全員にはReport Card(個人成績表)とCertificate(賞状:成績証明書)が配られました。Bronze, Silver, Gold の段階のあるレベルで何%以上取れれば次のレベルにいける力がついているという目安が80%です。テキストレベル1以上、英語経験2年以上の受験者23人中、全レベルで80%以上は17人、その中で90%以上は7人、という結果でした。すべて全国平均を上回るなかなか良い結果だったと思います!下記はアバンティ生徒の成績集計結果を全国と比較した表です。

平均正答率

アバンティ(最高点)

全国

全国受験者数

Bronze

87(97)

85

9860

Silver

80(84)

77

8804

Gold

77(92)

74

5681

正答率の中で、@語句、A会話、B文章、C文字に分けて能力を見ていくわけですが、特筆すべきはSilverの文字正答率100%, Bronzeにおいては、それぞれ@90 A81 B88 (文字はなし)と高平均点だったことです。Bronzeを受けた子供達は余裕を持って次のSilverを受けられるということですね。
 このテストは、アバンティでは保護者の方にも分かりやすく、進度の目安として受けてもらっているので、あくまでも、現在の実力を客観的に見るというのが目的です。80%というのは児童英検のレベルの目安であって、目的は実力が上がったかどうかを見ることです。(今回80%に達しなかった生徒さんも、受けようと思えば、次のレベルを受けることは自由)ですので、急がず、休まず、諦めず頑張っていきましょう!
 アバンティでは、小学生のうちに英検3級が取れることを目指していきたいと思います!10月下旬に児童英検がありますが、アバンティで希望者が5人以上いれば(すでに何名かいます)、特別に希望者だけ実施したいと思います。来年6月には、全員必須の英検もありますが、早く児童英検をパスしたいと思う(特に高学年の)生徒さん、80%に達しなかったので、もう一度受けたいという生徒さんは、10/1(金)までに申し込んで下さい。<テスト日は10/30(土)ごろを予定>申込書はカウンターにおいてあります。See you next month! 

アバンティ通信2010年7月号〜サンディエゴの学校の話 就学後編〜
Hello Everyone! How are you? The rainy season is finally coming up!雨季の季節は、じめじめしていやですね。それに比べて逆に雨が降らず困っているサンディエゴの小学校の話を先月に引き続きお話したいと思います。カリフォルニアはいろんな国からの移民や駐在の子供達がいるので、それぞれの子供達の母国語は様々です。公立学校では英語を母国語としない子供達がスムーズに英語での勉強についていけるように、また上手にコミュニケーションが取れるように、授業外の特別クラスを設けていわば学校と家庭の橋渡しのような役割りをする、ESS(Extended Student Service)というサービスがあります。メキシコからの移民が多いので、スペイン語のバイリンガルの先生が多く、とても親切です。うちの長男もアメリカで生まれましたが、両親が日本人ということで、テストを受けさせられました。幸いESSを受ける必要はありませんでしたが、その手厚い対応に感心させられました。ハンデがある子供達のケアはもちろん、また逆に優秀な子供達のケアもあります。他の子供に比べ、ある科目に長けている生徒については、教師や親が推薦人となり、GATE(Gifted and Talented Education)というテストを受け、特別な長所を持つ子供達がそれを無駄なく伸ばすようにできるシステムがあります。優秀な生徒は2年生からGate(ゲイト)テストを受け、それに受かればその科目をその子に合わせた速さで、進んだ学習内容を受けられるという、優秀な子供にとっては足踏みをしないですむなんとも合理的なシステムです。こういうシステムが、まだ小学生の年の子が大学に行かれるような、天才を多く排出できる所以ではないかと思います。また個人主義のアメリカでは、個人的、宗教的な理由から学校には行かせず家でHome schooling (ホームスクーリング)として親やその他の人が教える方を選ぶ人もいます。どんな子供でも、その子供に合った勉学の方法を選べる、子供にも親にも選択肢があるということが、アメリカはさすが自由の国、個人主義の国だと感じさせられました。See you next month !
 

アバンティ通信2010年6月号〜サンディエゴの学校の話〜
Hello Everyone! How are you? 今月と来月はサンディエゴの学校School事情についてお話ししたいと思います。私の2人の息子はサンディエゴで生まれて、長男は小学3年生終わりまでその現地校にいたわけですが、その間の通ったPreschool、Kindergarten(幼稚園)、Elementary School(小学校)には日本のそれとずいぶん違うユニークな、または合理的と思われる部分があり、興味深かったので紹介します。 まず、日本では子供が初めて通う公共の施設といえば3才か4才からの幼稚園、または1〜2才からの保育園ですが、アメリカでは親の考えによって始める時期が様々で、色々と選択肢があります。まず多いのが、3才〜5才のPreschool(名前の通り、学校前の学校)です。このPreschool実際は幼稚園の前に通う学校で、幼稚園同様、なんと公立小学校の施設内にあるのです。子供が興味ある遊びや、様々な体験を存分にさせてくれ、集団での生活を初めて体験するところです。またこのプリスクールは毎日ではなく、週3日、2日の午前か午後のみといった風に預ける時間が短いです。それからすると、プリスクールの月謝は$170~$250(1万6000円〜2万3000円)ぐらいで、かなりの金額になります。そしてKindergarten(幼稚園)は5才〜6才の1年間だけでこれも自分の住んでいる地域にかかわらず選べます。公立小学校に関しては、住んでいる地域の学校に行きます。 幼稚園はほとんどの子供が通うようにはなりますが、働いていて、ベビーシッターに預けている親もいれば、プリスクールに通い始める歳が1才〜4才とばらばらだったり、5才まではHome schooling(どこにも行かせず家で親が教える)だったり、と様々です。またMontessouri(英語ではモンテズーリ日本ではモンッテッソーリと発音されますが)、というイタリア人女性の始めた、子供の個性を生かし、可能性を最大限に引き出すというメソッドがとても人気があり、1才から6才まで受け入れてくれる学校がかなりの数あり、学校により、1才からでも、また小学生の部門もあるところもありました。 またサンディエゴはメキシコが近いこともあり、移民も多く、スパニッシュのイマージョン教育(会話をすべてその言語で行う)の学校もあります。日本でいうところのお受験で入る幼稚園というのはアメリカではなく、そういう私立の学校とはまたかなり異なる気がします。 日本では働く親にとって、子供達の預け入れ先の確保に難しい環境ですが、アメリカではとにかく親の考えによってまちまちな分、働いている人たちにとっても、いろいろな選択肢があり、お金はかかる反面、子供達の教育、また預け入れ先の確保は日本ほど、難しくはないようです。See you next month ! 

アバンティ通信2010年5月号〜予防接種(Immunization)の話〜
Hello Everyone! How are you? 新学期も始まり、いろいろな書類、特に予防接種に関しての書類を出す時期ではないでしょうか。生まれてからアメリカ(カリフォルニア)でずっと必須予防接種(無料)を受けてきた私の子供達の接種の種類が、日本と比較して抜けているのがないか確かめにお医者様に行った時の事...息子たちの記録を見てまず「アメリカは進んでますね〜。」といわれました。驚きました!というのも日本で必須の接種の種類と回数を見て、アメリカは6種類−回数にして13回ぐらい多かったのです。例えばポリオ(polio)は日本では2回のところ、アメリカは4回。DTP(diphtheriaジフテリア、tetanus破傷風、pertussis百日咳)は日本では4回のところ、5回。また種類は、日本でもあるMR(麻しんmeasles、風しんrubella、おたふくmumpsも含めMMR )2回に加え、HIB (Haemophilus Influenzae type bインフルエンザ桿菌タイプB)4回、B型肝炎(Hepatitis B)3回、水疱瘡(Varicella―chickenpox)1回、近年では、肺炎球菌(pneumococcal Conjugate)4回、(A型肝炎Hepatitis A 2回)、合計23回が4歳までにスケジュールされています。日本と比較して足りないのがBCGと日本脳炎でした。BCGに関しては、学校入学時、または入社時に必ずツベルクリン反応テストをすることになっており、陽性の判定ならば薬を飲んで治療して、結果を提出することになっています。日本脳炎は日本でも任意になったように、アメリカでは認知度、接種度も低いようです。アメリカの先進医療は日本の20年以上も先をいっているといわれ予防接種の先進国ですが、この予防接種は20年以上前、近年増えたものでも2000年から行われているので、日本との違いは歴然としています。しかしその背景には、副作用の問題だったり、接種する数が日本では1回に1種類のところ、アメリカでは1回に3種類以上をすることもあったり、日本では伝染病はある程度かかってもいいとされている病気で、小さい時にかかっていれば、もうかからないから安心だし、かかっておいた方がいいと思っている人もいるのに対し、アメリカでは絶対にかからせない、かかったら大変なことになるという意識の違いにあるのではないかと思いました。しかし、去年のような学校が閉鎖になるような事態を考えると、例えば子供手当てより、無料の予防接種が増えたほうが社会衛生上は安心な国になるのではないでしょうか。皆さんはどう思いますか?See you next month !

アバンティ通信2010年4月号〜英語で人格は変わる?の話〜
Hello Everyone! How are you? 今月は英語の性格?についてちょっと話したいと思います。違う言語を話している時、人間の性格って変わると思いますか?日本語・英語の両方を話せる友人に聞くとその答えは決まって「変わるよね〜」。誰もが、口をそろえて、「英語のほうが、話しやすいよね〜積極的になれるし、オープンになるよね」と言います。その理由は、もちろん話している人の気質が大いに関係するというのもありますが、ひとつに英語が、自分の意見は相手が年上であろうと、年下であろうと気にせず発言ができる言語だということにあると思います。英語は相手が誰であろうと、「私」は「I」、「あなた」は「You」で、話しの相手や立場をさほど気にせずに話せる言語なのです。一方日本語は、その特有の文化や気質のため、相手の年齢・立場によって話し方や態度を変える必要があり、場合によっては正しい敬語・尊敬語を使わなければならないという特徴があります。一見英語は言いたいことを何でも言えて、相手かまわず話せるのでとても楽な言語で、日本語は相手によって話し方を変えなければならない面倒な言語と思われそうですが、実は、日本語は、ひとつ言えば相手が十二分に察してくれる文化の言語なので、少しの説明で相手が自分の言いたいことを分かってくれることを期待でき、あまりいろいろ言わなくても伝わるのに対し、英語は言語の性質、人の気質上、細かく言わないと相手に伝わらない部分があり、日本語のように、少ない説明では理解してもらいにくく、あらゆる言葉を駆使して相手に分からせようとしないと伝わらず、実際たくさん話すことになるので結構大変です。結局、どちらの言語もその歴史的・文化的背景に強い特徴から作り出されているので、話し手の性格もそれに影響され、話し手の人格が話す言語によって変わるように思えます。面白いですよね。。。 See you next month!

アバンティ通信2010年3月号〜Volunteer ボランティアの話〜
Hello Everyone! How are you? 冬季オリンピックが始まり、日本人の活躍に期待し毎日興奮しそうですが、ボランティアの人たちもたくさん活躍していることでしょう・・・。ボランティアと言うと皆さんはまず何をすることだと思いますか?アメリカに15年以上住み、その間にいろんな場所、イベントに行きましたが、アメリカほどボランティアで成り立っている国はないなということを肌で感じました。そして、同時に日本で考えていたボランティアという意味が大変な勘違いだということにいやでも気づかされました。私が見る日本での一般的なボランティアという言葉に対しての考え方は、単にお金をもらわない、つまり無償で頼まれた仕事をやるといったところでしょうか。私もそう思っていました!日本語の辞書でボランティアの意味をひくと 「社会事業のために無料奉仕をする人たち」とあり、報酬をもらうかもらわないかの違いでボランティアかそうでないかの違いだけに思われがちですが、英語の辞書でVolunteerの本来の意味は“Able to act of one’s own free will”(誰にも頼まれず)自分の自由意思、希望して(人のために, 社会のために)何かをするということで、金銭に関しては何も触れていません。
 日本でもそうだと思いますが、アメリカではオリンピックはもちろん、よくあるマラソンや、様々なスポーツの祭典には必ずと言ってよいほど、ボランティアの人がたくさん活躍しています。また災害時などにはもちろん相当な数のボランティアが出てきますが、普段の生活にも「自分がやりたい」と積極的に声をあげるボランティアの人たちが常に周りに存在します。 例えば、書店や図書館で子供達に本を読む、学校で先生の補助をする、貧しい人たちの世話をする、(私もやりましたが)空港でまたは、観光地での案内業務、病院、ホスピスで患者さんの世話、介護をするなど。中でも病院はボランティア無しでは成り立たないと言われるほど、ボランティアに頼っています。アメリカでは、無償だけども、頼まれたからでもなくて、”私がやります(I want to volunteer)!(自分がやらないで誰がやる!のような精神)“というポジティヴなVolunteer Spiritで社会に貢献したい人がたくさんいることを、とても身近に感じ、自分も何か人のために役に立ちたいという気持ちを強く持つようになりました。日本でもボランティア事業はたくさんあると思いますが、身近なところで気軽に出来る仕事がもっとあると、積極的に参加しやすいと思います。しかし実は、社会に役に立つ仕事を自分で考え、やり始める、自分から行動するということが、真のボランティア精神なのでしょうね。。。 See you next month!

アバンティ通信2010年2月号〜アメリカンフットボールの話〜
 Hello Everyone! How are you? 皆さんはスポーツファンですか?どこか応援しているチームはありますか?アメリカでは野球は全国的に人気のスポーツですが、日本ではあまり盛り上がりの無いアメリカンフットボールが、野球と同じかそれ以上の人気があります。アメフトはご存知のように防具をつけて相手に接触する危険なスポーツなので小さい子供のころからできるスポーツではないと思われますが、アメリカではフラッグフットボールといって、腰に2つ旗をつけたベルトをつけて、そのフラッグをとられないようにフットボールをパスしながら運ぶという競技があります。これは、相手をタックルするとか、倒すとかはしないので、安全に出来るフットボールです。
 1月はアメフトの祭典“スーパーボール”をやるので、アメリカ全国で盛り上がる時期でもあります。特にその地域のチームがスーパーボールに出ることになると、町中すごい盛り上がりになります。例えば、サンディエゴはチャージャーズですが、1995年にスーパーボールにでた時などは、プレーオフに入るころから、町中のお店や、レストラン、いたるところにチャージャーズのCharge(電気が走るような形)のサインが見られました。またチャージャーズファンの車(熱狂的ファンではなくても)にそのスティッカーが張られていて、街をあげて応援という感じで、アメフトファンではない私たちまでがスティッカーを貼りたくなるぐらいの盛り上がりでした!当日の試合が始まる時間になると、レストランにいる人はまばら、町中を走る車も減り、どこにいるかというと、スポーツバーで、もしくは、親戚、友達、ファン仲間で集まって大画面で観戦しているのが、大多数です。残念ながら、その年のチャージャーズはスーパーボールで負けましたが、町中のその雰囲気だけで、とても楽しむことが出来ました。今年、チャージャーズは調子がよく、もしかしたらスーパーボールに行くかも知れません!みなさん応援して下さい!!