Ms.Nana’s Funniest stories in USA!〜アメリカの面白い話〜

アメリカで通算16年過ごしてきた私(Ms. Nana)がアメリカに住んで経験したこと、思ったこと、感じたことを面白くお伝えしようと、毎月のアバンティ通信に載せています。これをよんで少しでも、英語圏の人たちの考え方、アメリカでの暮らしをお子さんたちにも伝えていただいて、英語に対しての関心をふやしてもらえたらいいかと思います。

2013年

アバンティ通信12月号 〜アメリカにあって日本にないもの〜小学校編A
Hello everyone! 先月もこんなにと思うほどの学校行事をあげてきましたが、書ききれなかったその他のこと、特に日本にもあったらいいなと思われることについて紹介したいと思います !アメリカでは小学校から少なくとも高校まで、学校ひとつひとつにキャラクターの動物などが決まっていて、たとえば息子のいた小学校はCoyote(コヨーテ)で、近くの学校はPenguinペンギンでした。その絵が校内の壁に描いてあり、何かの行事には“Coyotes”みたいなグループの名前になったりします。学校では毎年違う色でそのキャラクターTシャツや、帽子が売り出され、希望者が買うのですがそれは学校の収益になります。イベント中はもちろん普段も着たりして、その学校の一員であることをProudしているんですよね〜。新しい学年になると9月早々(アメリカでは9月が新学期始まり)に学校で記念写真撮影が始まります。それは日本であるような団体写真ではなく、写真チームがやってきて、同じ背景で一人ずつ写真を撮り、その写真を好きな大きさでオーダーができるというものです。日本にない大きさではwallet sizeといってお財布に入る大きさの写真が切って8枚にできるシートで、親戚や、仲のいいお友達に配ったりします。アメリカ人は日本人ほど普段の写真は撮らないかも知れませんが、この手の写真は必ず撮りとても大事にしています。またその個人の写真は一年の終わりに配られるアルバム(アルバムといっても、厚い雑誌のような作り)に入ってきます。そのアルバムには先月に書いたようなイベントの写真や、クラブ、学校行事などの写真も入っています。個人的に写真館などへ行かなくても子供の成長を撮って貰えるのでありがたいです。最後の話は「飛び級」です。日本でも試験的に始まってはいますが、アメリカでは何十年も前から行われています。小学生の年齢の子が大学に行ったりするのは極端な例ですが、出来る子をどんどん伸ばすように平均よりかなり優れている生徒が上級生のクラスを受けたり、特別クラスに入れたりします。幼稚園時代から、12月を境にどっちの学年で行かせるかは親の選択肢であるアメリカでは、同じ学年には同い年の子供だけなんてことはありえません。子供が立ち止まって足踏み状態にせずに、(公立)学校が先へ行かせてくれるなんて・・・。その逆に援助が必要な生徒にはそれなりの補習もしてくれます。生徒が学校に合わせるのではなくて、学校が生徒に合わせた環境を作っている点では理想的な気がしますよね〜。 Have a wonderful Christmas and New year! Ms.Nana (こども英会話クラス担当)

アバンティ通信11月号 〜アメリカにあって日本にないもの〜小学校編@
Hello everyone! この間小学校でブラスバンドのパレードを見に行きました。そこで思い出したのがアメリカの小学校でやっていた5年生全員がやるBand。今月はアメリカにあって(アメリカといっても州ごとに、学校ことにそれぞれ違うのでサンディエゴの学校を例に)日本にはないものを紹介します。まず前出のBand。5年生になるとひとりひとつのやりたい楽器を持ち練習してみんなに発表します。たとえば、クラリネット、サックス、トロンボーン、はたまたバイオリン、チェロなどなど。安く手に入ったり、借りたりして初めての楽器にワクワク。音色良し悪しより楽器に親しみ、できるようなるのが目的でしょう。”Safety Patrol & Gate Keepers” 朝早く学校付近の道路で赤い服を着て下級生の安全を守ったり、門近くでまたは休み時間にけんかや、安全を取り締まる6年生。”Ice Cream Social” 学校で安い値段でいろんな種類のスクープのアイスクリームを食べながら親交を深める。“Walk to School Day”いつもはバスや車で来ている道のりをその日だけ歩いていくとドーナツがもらえる!“Extra Mile Club” 持久走。毎日走って、走った距離に応じてメダルがもらえる。“Crazy Hair Day” 生徒がみんな変な髪形をして登校する!”Twin Day“双子や三つ子が多いので、その日はおそろいの服を着てくる!まだあります! “Pajama Day”その名の通りみんなパジャマで登校!“Square Dancing”おじいちゃんおばあちゃん時代のダンスをみんなが覚えて保護者の前で披露する。“Patriotic Program”愛国心の象徴である国を愛する歌を、自分達が赤青白の国旗色にそめて作ったT-シャツを着て歌う。 どれもえーって驚いてしまうようなイベントばかりですよね。これが一年間の行事の中に入っているほんの一部です!どれもが今を精一杯楽しむ、楽しめることなら、面白いことなら何もいいって感じで、陽気なアメリカ人を象徴しているように思います。あの楽しみ上手なアメリカ人の基礎は小学生(いやもっと前から?)のうちから十分に刷り込まれてきているのではないでしょうか。うらやましいような、ちょっとやりすぎのような・・・。でも楽しいに越したことは無いですよね。子供達は何でも楽しい、刺激がある方がうれしいに決まってる!?皆さんはこんなイベント、学校行事にどうですか〜??? See you next month!   Ms.Nana (こども英語クラス担当)

アバンティ通信10月号〜San Diego夏の楽しみ方・スポーツ〜
Hello everyone!2020年とうとう東京にオリンピックがやってきますね!私がサンディエゴにいた時にはバルセロナ、アトランタ、(冬季)長野、シドニー、アテネ、とアメリカのテレビ中継を見ていたわけですが、日本で見るときと違い日本の選手を見たくても、アメリカの選手と一緒に出る日本の選手以外はなかなか見られなかったのを歯がゆく思っていたのを思い出します。アメリカでは幼少時期からいろんなスポーツが経験できます。水泳やサッカーはもちろんですが、日本と違うのは夏季キャンプなどでは、野球(Tボール)、バスケット、陸上、アメリカンフットボール(フラッグフットボール=アメリカンフットボールを安全にできるように、タックルの代わりに腰につけたフラッグ〜旗を取る)を全部体験できるコースがあったり、大人のマラソンレースには必ず子供用のレースがあって、オムツをしている赤ちゃんがはいはいする“ダイパーダッシュ“から幼稚園生、小学生と年齢別に誰でも参加できるようになっていたことです。体操などは日本で良くあるマット、鉄棒、飛び箱などに限らず、幼稚園生でも本格的な平均台や鉄棒で練習していくようなレッスンが公共の体育館などで受けられたり、野球に関しては幼稚園生でもできるT−ボールという子供にもわかりやすい、単純化した野球があり、それに興味を持てば、地域の野球連盟が主催するチームに入ることができ、また本格的にやりたければ小学生から試験を受けてリーグに所属するというように早いうちから特定のスポーツに専念できたりする体制が整っていました。前出のフラッグフットボールやTボールなど子供にやりやすいようにまた小さいうちから楽しく体験できる工夫があるスポーツがあり、それがスポーツの裾野の広がりになっているように思います。走るレースなどは子供も含めた参加者全員がメダルをもらえたりして、何かをAchieveしたという達成感が子供達のやる気に?がる工夫もされています。さあスポーツの秋です!7年後のオリンピックに向けて皆さん(子供達)は何の競技で出場しますか?! See you next month! Ms.Nana (こども英語クラス担当)

アバンティ通信7月号〜San Diego夏の楽しみ方〜
Hello everyone!いよいよ夏がやってきますね!日本とはちょっと違うアメリカ(サンディエゴーSD)の夏の楽しみ方についてご紹介したいと思います。SDは一年中温暖、雨があまり降らない気候で、山と海に囲まれ、また沢山の国立公園や、テーマパークなどが近くにあるので人々はそれぞれ手軽に夏を楽しむことができます。まず夏の始まりには(5・6月にはもう暑い) Del Mar のSan Diego County Fair (競馬場に来る巨大な移動遊園地)や、6月終りからの夏休みが始まった子供達はサマーキャンプ(日本で言うスポーツなどの夏季教室)に通ったり、7月4日の独立記念日の大きな花火大会を楽しむことから始まり、個人宅やアパートについているプールで遊んだり、ビーチで海水浴、サーフィン、ブギーボード、La Jollaでスノーケリング、Mission Bayでヨット、モーターボート、ジェットスキーなど。また有名なSan Diego Zoo, Sea World, Wild Animal Park等のテーマパークや、メキシコ(ティファナ)が近く、パスポートを手に手軽に買い物に行けたり...あげれば切りが無いですがこれらはSandiegan (SDに住んでる人をこう呼ぶ) にとっては皆だいたい車で30〜40分で行ける範囲にあるのが特徴で、無料で楽しめるものが沢山あり、料金がかかるものでもとてもリーゾナブルなので手軽に楽しめます!また1〜2時間で、Disneyland, Universal Studio、Magic Mountain (大きな遊園地)に行け、有名な国立公園や丘陵地帯、温泉地帯などに1週間以上かけてキャンピングカーで行くことも…。Free Way (名前の通り無料高速道)があるので渋滞はあまり気にせず車の旅を楽しめます。(5時間かければラスベガスにも…)飛行機ももう20年以上も前から格安航空(LCC)が発達していたので、(サンフランシスコまで$40という時も)手軽な選択肢も。子供達の楽しみは本当に沢山ありますが、日本の夏の風物詩、子供達が大好きなもので、日本にあってSDに無くて残念だなあと思ったものがあります。何だと思いますか?それは手持ち花火です!SDでは許されていないので街には売っていません。なんでこんな楽しいものがと思いませんか?でもサンディエゴ...素晴らしいところです!夏の旅行にいかがですか!(注:私は観光大使でも何でもありません!) See you next month! Ms.Nana (こども英語クラス担当)

アバンティ通信6月号〜運動会〜
Hello everyone! 運動会の季節がやってきましたね。昔はオリンピックにならって10月10日ごろにやる事が多かったそうですが、最近は5月にやる学校が増えているようです。さてこの運動会アメリカの公立学校ではないんです!初めて聞く人には驚きだと思いますが、アメリカの公立学校にプールはないし、(個人の家にはあるのに!) そもそも日本のような体育の授業はないし、もちろん統一した体操服などはないんです!学校によってはPlay Dayということでみなで楽しく遊ぶというような行事があったり、寒い時期に校庭を回った数で表彰してもらえるような持久走のような行事はありますが、誰が一番、誰が勝ったということではなく、自分が努力した分のレベルのリボンがもらえたりします。幼稚園、小、中、高と運動会を計15回(!)やってきた私にとっては息子の学校で運動会が無いのはとても残念なことでした。しかし、さすがに息子が通っていた日本語補習校にはありました!しかも小学校から高校生まで一緒にやる大運動会!日本人とあらゆる国の保護者が参加する綱引きやら、高校生が長い鉢巻、たすきで小、中学生の応援にも熱が入る大盛り上がりの本当に楽しい一日でした!中でも可愛い小学1年生からスタートして迫力ある高校3年生でゴール!の長〜いリレーは圧巻で感動ものでした!なかなか見られませんよね!なんであんな楽しいものがアメリカにはないのか。運動会は日本独自のものなのです!運動会は英語ではField Dayと訳されていますが、その言葉は日本のそれとアメリカ人の思うそれとはかなり違うようです。こんな楽しい行事がある日本はラッキーですね。素晴らしい日本の行事、大いに楽しみましょう! See you next month! Ms.Nana (こども英語クラス担当)

アバンティ通信5月号〜英語習得に大事なことA〜
 英語の習得、能力を上げるためにできることとして先月の通信で3つのうちの2つを書きましたが、その3つ目をもうひとつ増やしてあと2つ確認します。 B聞けて言えたことは書いて忘れないようにすること 聞いて、まねして話すことは子供達にはそんなに難しいことではありません。何回も繰り返して言うことでその場では覚えますが、忘れるのも早いです。そこで必要なのが書くこと。書くことで定着しますし、忘れにくくなります。聞ける、言える、読めるができるようになったら「書ける」を目指して、文字が書ける年になったら、少しずつ始めましょう。4技能でのうち子供達はそれぞれ進度が違うので、子供によっては書くのを苦手としている子もいますので、その子なりの進度でいいですが、母国語を習うのと同じで、書くことも習わなければ習得できたとはいえませんし、すぐ忘れてしまいます。英語が書けることってすごいことだと思いませんか。苦痛にならず、子供達にそれが分かって欲しいと思います。保護者の方の応援も励みです!簡単なところから少しずつ進んでいきましょう!C英語力のためには日本語の能力を上げること 英語の能力は、母国語つまり日本語の能力に関係があります。聞く、話す、読む、書くは生まれてから十年前後やっていれば、ある程度は確実に身につきますが、それ以上の能力はその人の努力次第。そして第二言語の英語はどんなに頑張って習っても、第一言語の母国語の力を超えることはありません。だとすると国語の力がとても重要になってきます。将来英語を駆使して仕事をするようになるには、母国語力がとても大事になります。それは脳の言語野の発達にも関係があるのですが(HP参照)、ひとつの言語野で物事を考えるつまり母国語の力を使って外国語も駆使する場合、母国語の力がとても大事です。レッスンでは英語の本を読めるようになりますが、より読解を出来るようになるには日本語力。それには読書が欠かせません。たくさん本を読みましょう。以上の大切なことを踏まえこれからも楽しい英語、英会話の学習をしていきましょう! See you next month! Ms.Nana (こども英語クラス担当)

アバンティ通信4月号〜英語習得に大事なこと@〜
 桜の花咲くこの頃、新しく英語をはじめるお子さん達がたくさんいますが、英語を習う上で大切なことを以前のアバンティ通信(HP参照)から抜粋してもう一度確認したいと思います。英語の習得、能力を上げるためにできることはたくさんあります。今月は大切な3つのことのうち2つをご紹介したいと思います。@ 話せるようになるためにはたくさん聴くこと−海外の現地校に通い、一年間ほどで話せるようになってしまう子供達の英語に接する時間は、一日12時間として、1年間で約4380時間、一方日本で英語を習う子供達の週一回の学習時間は1年間はたったの43時間!語学を習得するにはかなりの時間が必要です。英語を話せるようになるには、まず耳からで、英語に触れる・聞く絶対時間が、英語の上達度に比例します。聞き取れるようなれば、話せるようになる、その話した言葉が読めるようになれば、いずれ書けるようになります。とにかくレッスン以外の英語に触れる時間をおうちで増やしていただくことが大事です。A 発音に関してはできるだけ年齢が若いうちに始めること-言語の臨界期は、赤ちゃんの頃から9〜10歳前後、それまでに英語を聞いて育てば、その発音、文法等を理解する脳細胞が作られネイティブ並の英語力をつけられる可能性があると言われていますが、日本で本格的に習い始めるのは中学生になってから。小学校でやるのはまだ英語に親しむ程度ということなので、発音に関してはとても遅すぎるということになります。レッスンでも年齢が若ければ若いほど素直に発音を真似することができ、上の学年になればなるほど発音を真似しづらくなるということが顕著です。一つ、二つと、「つ」をつけて数えられる年齢の子供は脳が柔らかく何でも吸収できると言われていますが、それはまさに九つまでという言語の臨界期にも匹敵する年齢で、それまでに英語に触れる時間次第で子供の英語力に違いがでるのは確実です。なるべく早いうちから英語を聞き始めましょう。 See you next month! Ms.Nana (こども英語クラス担当)

アバンティ通信3月号〜キャリア教育〜
 ここ数年、小中学校でさかんに聞かれるになった「キャリア教育」。少なくとも15年前のサンディエゴ(SD)には当たり前のこととしてありました・・・。しかも2,3才児から!SDに住んでいた時、ひょんなことから参加してみる?と誘われたMoms & Kidsの会に行きはじめました。私たちの住んでいた周辺には、そういう幼稚園前の子供達とお母さんがいろんなところでグループを作って子供達を一緒に遊ばせるようにしていました。私たちがいたグループはリーダーのお母さんたちがとても活発で、ただ公園で遊ばせるだけではなく、月ごとにテーマを持ち、毎週いろんなイベントを企画し、個人ではもとより普段できないことを体験させてくれました。(言っておきますが、もちろん無料のお母さんボランティアです!) その中でもビッグイベントだった職場訪問。そのときは、Police Department(警察)や Fire Department(消防署) に行って署の中で何が行われているか、Police CarやFire Engineの中にどんな装置がありそれで何をするのか見せて乗らせてくれたり、Supermarket(スーパー)、テレビ局などでセクションに分かれている部屋でどういうことが行なわれているかを見せてもらったりしました。また,動物の種類が多いことで世界的に有名なSea Worldでもグループ見学、体験を日常的に受け入れていました。驚くべきは、こうした社会体験を、アメリカでは会社、施設(特に公共施設)は当然受け入れるもの、子供にはそうした権利があるという認識があり、個人的なグループでお願いに行っても、とてもオープンに受け入れてくれます。年齢に限らず、そうした経験は必要なものとして、支障のない限り受け入れてくれました。例えば消防署はそのときに出動要請がない限り、幼稚園生以下の子供でも見学を受け入れてもらえたのは驚きでした。子供にとっては(アメリカではすごい)ヒーローであるFire Fighter(消防員)やFire Truck(消防車)をまじかに見ることは、とても大きな感動であり、記憶に残ることでしょう。学校のキャリア教育で社会に出て働いている人たちは実際何をしているのかを知る体験は、自分も将来こんな仕事について人を助けるといった夢に?がったり、自分には何ができるか、今勉強していることが社会にでた時にどのように役に立つのか、何が自分に向いているのかを考えるいい機会になります。フリーターやニートの増加が気になる昨今、このキャリア教育が幼稚園から高校まで広がっていって子供達の好奇心、関心、やる気を呼び起こすものになってもらいたいと私は思います。皆さんはこのキャリア教育どう思いますか? See you next month! Ms.Nana (こども英語クラス担当)

アバンティ通信2月号〜漢検の実施について〜
Hello everyone! 昨今、テレビ等でよく漢字の間違いを後で訂正するようなことが多々あり驚きますよね〜。同じ読みの漢字でも使う場面が異なる事がよくあるので、パソコン世代の若者には特に文字を書く頻度が減り、自然と漢字の能力が低下しているのが原因とも言われています。しかしタイピングで漢字変換する際にも速く、正しい文字を選ぶにも漢字の能力は必要です。また国際社会で活躍するにも日本人として日本語の正しい使い方を知っていることは必要なことだと思います。実際、現在世界中で日本語を習っている外国人は300万人もいて,日本でも日本語を話せる外国人が大勢いますし、海外の大学にも日本語学科があるのですが、そういう人たちに聞かれて正しい漢字の使い方を教えてあげられるような日本人としての誇りを持っていたいものです。また漢字は年齢に関係なく、学べる身近なものなので、漢字が書ければ何歳からでも、何歳まででも幅広い年齢層の方がいつでも挑戦できるので漢検は家族で誰でも受験できるという楽しさもあります。また漢検は入試では学科試験免除、点数加算(点数化)、合否判定考慮、出願条件、入学金等免除等、また高校において入学後に単位認定をされたり、また就職時には優遇され、企業の中には、漢検合格のための特訓講座をもうけるところもあるそうです。2012年度入試で、「漢検」取得を人物評価、能力評価の基準のひとつとしている大学・短期大学は、全国で458校1,029学部・学科あったそうです。漢検は今や英検と同じく社会的にも認められた資格なので取っておいて損はなく、逆に将来にはかなりのメリットがありそうです。レベルは英検と同じく高校入試では3級が、大学入試、就職時には2級がある程度認められます。小学校1年生終了レベルの10級から始まり、大卒、一般の1級レベルまであり、最近は家族受験というのも受け付けています。アバンティでは今年から漢検も年三回実施する予定です。当塾でやるメリットとしては交通に時間と費用がかからないこと、試験前後に待つ時間が少ないことがあげられます。お子さんはもちろん保護者の方、または祖父母の方まで受験できますので、皆で勉強して楽しく受験しましょう!(来年度の受験日程詳細は後日お知らせいたします) (http://www.kanken.or.jp 漢字能力検定協会) Ms.Nana (こども英語クラス担当)