Ms.Nana’s Funniest stories in USA!〜アメリカの面白い話〜
アメリカで通算16年過ごしてきた私(Ms. Nana)がアメリカに住んで経験したこと、思ったこと、感じたことを面白くお伝えしようと、毎月のアバンティ通信に載せています。これをよんで少しでも、英語圏の人たちの考え方、アメリカでの暮らしをお子さんたちにも伝えていただいて、英語に対しての関心をふやしてもらえたらいいかと思います。
2015年
アバンティ通信4月号〜アメリカのペット事情@〜
Hello Everyone! 日本のペットショップに行くといつもかわいい子犬や子猫がたくさん、たいそう高いお値段で売られていますね。そこでこの通信を書くときアメリカのペットショップを思い出してみましたが、熱帯魚や鳥、ハムスターなどの小動物はいるのですが、なぜか犬や猫などの動物を見た覚えがない!よくよく調べてみるとアメリカのペットショップでは生体はほとんど売られていないんです!犬や猫などのペットは世界中で愛されてどこでも飼われていますが、動物愛護の精神から見ると日本と欧米の大きな違いが見えてきます。日本でもペットを飼っている家庭は多いですが、アメリカでの動物対人間の数の比はくらべものにならないのではないかと思います。まずアメリカでは2軒に1軒は動物、特に犬猫を飼っていると言われており、一家に1匹というよりは、一人に1匹という感覚で飼っている家庭が多いです。(私が米国でベビーシッターをしていた女の子もmy bog といい、そのお母さんはher dogと言っていて変だなーと思ったことがありました)そして、その動物たちは名前のほかにBuddy!(相棒)、人間と同じにHe,Sheで話題の中心となり、Good boy (girl)! と褒められ、家族の一員として扱われます。例えば犬なら家族と公園やなどはもちろん、旅行なども一緒に車に乗っていきますし、ペットと泊れるホテルもあったりします。例えば一緒に行かれない場合や、猫の場合は、親戚や近所の人に頼んで家に来てエサやりをしてもらうとかできるので、旅行できないから動物は飼わないという人が多い日本人とは考え方も環境もかなり違うようです。*一家に何匹もペットがいるという状況を知ると高いお金を払って買っていると思われそうですが、ほとんどの場合animal shelter(日本の保健所)からまたは動物愛護団体を通して引き取ってきた動物です。その場合のほとんどは子犬や、子猫ではなく成犬、成猫です。アメリカではそういう動物を好む理由があります。そしてアメリカ生活を経て私がペットショップでは絶対にペットは買わないぞと決めた理由は、次回に詳しくお伝えします! See you next month! Ms.Nana (こども英会話クラス担当)
アバンティ通信3月号〜日米卒業式事情〜
Hello Everyone! 少しずつ春めいた陽気の日が増えてきましたね。日本ではもうすぐ3月には卒業式、4月には入学式シーズンがやってきます。アメリカでは卒業はだいたい6月ごろで、卒業式は日本と同じように盛大に行われます。(と言っても日本では盛大というより静かに、おごそかにですが…(^^;))私自身、小学校の卒業式に出席した経験はないですが、自分自身のに一回、他の人の卒業式に2回程出たことがあります。式では卒業生は黒い(白もある)ガウンと四角いキャップをきて入場(または外の会場で)、校長先生の笑いの起るようなユーモアのあるお話等や首席の卒業生がスピーチをして、退場。外の広場に出て、あの映画にもよく見る帽子を空に投げて「卒業しました〜!」的な歓喜の輪が広がって式が終了します。そのあとはレセプションパーティー等があり天気のいいカリフォルニアでは外で行われ、先生、家族や親せきと一緒に写真を撮ったり、軽食を食べながら歓談するという風に行われとても楽しかったのを覚えています。 日本の静かーに終わる卒業式とはかなり違いますよね。一方、入学式は、なんとアメリカの学校ではありません!うちの息子もPreschool、Kindergarten,
Elementary school、と行きましたが、卒業式はあっても、入学式はありませんでした!高校、大学にもなると学校に入るための登録の日〜Registration
Day〜というのがあり、教科書等をもらうために行ったりしますが、初日でも特に全員で集まって何かをするということもありません。節目というもので考えると、日本では何かを始める、終わる時には必ず何らかの形でお祝いをしますが、アメリカは学校だけで考えると終わりだけでした。少しさびしい感じもありますが、それは日本人だけの感覚かもしれません。アメリカにあった日本の補習校ではやっぱり入学式はありました。日本人にとっては始まりと終わり、どちらも同じように大切な日なんでしょうね!See
you next month! Ms.Nana (こども英会話クラス担当)
アバンティ通信2月号〜アメリカのお医者様事情〜
Hello Everyone! とうとうインフルエンザが流行りだす季節になりました。お医者様に通う子供たちも増えてきたことだろうと思いますが、みなさん大丈夫でしょうか?アメリカでお医者様、とくに小児科について日本との違いが大きいのですが、これには日本にもあってほしいなと思うところがあります。ひとつはアメリカでは必ず予約ができるというところです。初診などは直接行くこともできますが、基本予約なのであまり待たずに診察してもらえますし、たくさんの人と接触しなくて済みます。もう一つは、まず病気の子と健康診断に来た子の外からの入り口が違うこと。ドアの前に「病気で来た人はこちらのドアから」となっていて、健康診断だけの場合は病気の子供たちの近くには居なくていいので安心です。また、よく比較されることですが、「日本は先生は移動しないけれど、アメリカでは先生が移動する」その所以は、クリニックや、病院では診察室がたくさんあって、その診察室に通された患者は先生が来るまでそこで待っているというシステムであるいうところからです。私が行ったのは小児科と産婦人科だけですが、どちらも個別の部屋に案内されてそこで先生を待って、診察が終わるまでその部屋にいるので、診察や、注射などはすべてそこで行われます。このシステムでありがたいのは絶対的なプライベートが守られ、ほかの人との接触がほとんどないというところです。子供が病気の時は、ほかの病気ももらいたくないし、自分の子の病気をほかの子にも移す心配もありません。また先生や看護師との会話も聞かれる心配もないので、周りを気にせず聞きたいことを聞けますし、先生も聞かれることには急ぐことなく説明などしてくれます。このシステム、私はプライベートが守られ、待ち時間が短いことにはとても有難かったのですが、やっぱり良いこともあれば悪いこともある!小児科ではあまりありませんでしたが、大人の予約となると、診察してもらいたい先生に予約を取るには早く見てもらいたい時でも、数十日、数か月待たなくてはならないこともありました。早く診てもらいたい時には救急に行かなくてはなりませんでした。日本では診てほしい時には、時間はかかってもその日に診てもらうことは可能ですよね。ただ先生の時間がほとんどなくてゆっくり話すことなどできません。一長一短ですね。皆さんはどちらのシステムがいいですか?See
you next month! Ms.Nana (こども英会話クラス担当)
アバンティ通信1月号〜クリスマスとお正月〜
Hello everyone! 大変寒くなってきましたね。街にはクリスマス(以下CM)の飾りやのイルミネーション、巨大なCMツリーなど雰囲気が盛り上がってきました。アメリカでも同様で今頃みんなツリーの飾りつけ(もうとっくに出しているでしょうが。)、CMカード、CMショッピング、CMディナーの買い出し等で大わらわでしょう。日本のお正月の前のような忙しさです。そう、このクリスマスと、お正月、アメリカと日本では逆なんです。クリスマスはアメリカでは日本のお正月のような、一年で一番大切な家族の日です。遠くにいる家族もこの日は集まって家族一人一人に買ったプレゼントを持ちより、おせちのようなクリスマス特有のお料理(ターキーや、パンプキンパイなど)を食べ、ゆったりした数日の休暇を一緒に楽しみます。街はいつもよりずっと静かになります。一方、このキリストが生まれた日、日本では休みではなく普通の日、恋人たちや友達が集まる日になっていて出かけて楽しむなぜかロマンティックな日になっています。
さて大晦日からお正月、この日は日本の家族の日、NHKでいえば「紅白歌合戦」で盛り上がって、「行く年来る年」で静かに夜が明ける。元旦はアメリカのCMのように遠くの家族も集まって、個人的な物のプレゼントはないですが、大人から子供へお年玉。特有のお料理おせちを食べて、家族でゆっくり過ごす。そして一方アメリカではそのNew
Year's Eveの瞬間は恋人たち、お友達が集まってカウントダウンを楽しむエクサイティングな日!そしてNew Year's Dayはさほど大切な日ではなく普通の生活に戻ります。
大事な日の所以は違うので、ところ変われば日にちや時期が違いますが、似たようなお祝いの仕方をするんですね。でも、一年に一度は大切な家族の集まる日がどこの国でもあるようです。(中国は2度それも2月にあるみたいですが(笑))皆様ゆったりとした時間をお過ごしくださいませ(^^)/ 来年もよろしくお願いいたします。<(_
_)> See you next year! Ms.Nana (こども英会話クラス担当)